被災地能登の復旧復興は…自民党総裁選9人の候補が金沢で激論
16日午後、金沢市内で開かれた総裁選の公開討論会。多くの自民党員や報道関係者の前で9人の候補者が能登半島地震の復興に向けた思いや政策を述べました。
高市 早苗 氏:
「復興庁の機能を強化し、内閣直轄の機関ですからしっかりと強化をして、全国各地の被災地の復興にも取り組めるようにしてまいりたい」
小林 鷹之 氏:
「この被災地の皆様の感情、この能登半島の復興を急ぐことは当たり前ですけれども、しっかりと寄り添っていきたい」
林 芳正 氏:
「強靭化でもって、災害の事前防災を含めて安心を作っていきます。平和であることが当たり前でなくなった。外務大臣や防衛大臣の経験を生かして、安心を作ってまいります」
小泉 進次郎 氏:
「石川県能登半島の復興が進まないんじゃないか、このスピードが遅いんではないか、多くの皆さんの思いに決着をつけて復興の加速をしていきたい」
加藤 勝信 氏:
「(被災地の)皆さんから声、要望をお聞かせいただきました。まさにその声や要望を具体的に実現するため、私が総理になったら直ちに補正予算を編成し、具体的な取り組みを進めてまいります」
石破 茂 氏:
「マグニチュード6以上の地震の2割は日本に集中している。 防災省は必要です。国民は守られねばなりません。体育館で雑魚寝、先進国では日本だけです。このようなことを改めていかねばなりません」
茂木 敏充 氏:
「私も被災地に何度も入らさせていただきました。復旧復興はまだ道半ばです。引き続き全力を挙げて、被災地の復旧復興に取り組んでまいります」
また、各候補は自身が取り組む政策も訴えました。
上川 陽子 氏:
「少子化を私の内閣で止めます。働き方改革を推進し、家庭と生活の両立、これを男女ともに進めていく。大きな社会改革を進めていこうではありませんか」
河野 太郎 氏:
「タブレット投票することができれば、自治体の負担も大きく軽減されることになってきます。いろんなやり方で女性、若者の声をしっかり政治に届けられる、そんな日本にしていきたい」
総裁選挙の投開票は9月27日に行われます。