大石知事 「監査人の刑事告訴を視野に検討」承認なく多額の出金の可能性《長崎》
大石知事は自身の後援会から監査人に対し、承認なく多額の出金が行われた可能性があるとして、刑事告訴を視野に検討していることを明らかにしました。
(大石知事)
「現在、弁護士とともに詐欺罪に当たる可能性も含め、被害届の提出ないし刑事告訴も視野に確認を進めているところです」
大石知事は、後援会の出納を巡り、監査人によって承認なく多額の出金が行われた可能性があることを示唆しました。
知事の後援会を巡っては、県議会議員の後援会から286万円を借り入れ、返済とともに「利息」も支出として記載。
県議会一般質問で、「政治倫理上問題がある」と指摘され、6月中に収支報告書の訂正を行うとしていました。
しかし、「十分な精査が必要」として、6月中の訂正を見送る考えを示しています。