「(人の集まり具合などは)良かった時と比べて、半分以下」 衆議院補選で自民党の歴史的大敗 石破元幹事長が選挙を振り返る また自身の総裁選出馬は?
4月28日に行われた衆議院島根1区の補欠選挙で歴史的大敗を喫した自民党。世論調査では、次の総理候補にも名前が挙がる自民党の石破元幹事長が単独インタビューに応じました。
4月28日に行われた衆議院島根1区の補欠選挙。立憲民主党の亀井亜紀子さんが勝利し、自民党は1996年の小選挙区制導入以来、守り続けてきた議席を初めて失うことになりました。
選挙期間中、応援演説にも駆け付けた、自民党の石破茂元幹事長。
自民党 石破茂 元幹事長
「やっぱり人の集まり具合、それから反応、それは良かった時と比べて、半分以下の感じはしましたね」
裏金事件に旧統一教会など、さまざまな逆風にさらされた今回の選挙戦。選挙期間中、岸田首相が2度島根入りしましたが、逆風をはねのけることはできず。この応援を巡っては、地元県連が難色を示すなど党内でも温度差がありました。
Q.そこ(岸田総理の応援)はどう見られてますか?本当にプラスだったのかという。
自民党 石破茂 元幹事長
「どうでしょう、そこはね。アンケートとったわけじゃないから分からない。やっぱりでも岸田さんを見てみたいって人もいたでしょう。やっぱり総理大臣が来ることにそれなりに意味もあるでしょう。プラスとか、マイナスとかそういうのは分かりませんですけど、マイナスだったかもしれない。でも(岸田総理を見に)来た人 たちはいるわけでね」
一方、メディア各社の世論調査では次の総理の候補に名前の挙がる石破元幹事長。今年9月に予定されている自民党の総裁選についてはー。
自民党 石破茂 元幹事長
「次は俺だとかそんな話ではなくて、私だって総裁選挙、いままで4回も出ているわけでね。だから、常に常にその時その時で自分をベストな状態に持って行かないと国民に申し訳がないってことですよ。なる、ならないはその時のいろんな情勢ですもん」
全ての国会議員が自分の番が来た時にはどうするか、常に考えておく必要があると述べるにとどまりました。