ほかの候補者の当選を目的に立候補する「2馬力選挙」を防ぐために 鳥取県が立候補の提出書類の中に宣誓書を含める独自の取り組みを策定
ほかの候補者の当選を目的に立候補する2馬力選挙。鳥取県は、2馬力選挙を防ぐために、独自の取り組みを行うことになりました。
鳥取県は、2馬力選挙を防ぐため、立候補者に対して、立候補を届け出る際に、自分の当選のために選挙に出馬すると宣誓させることにしました。2月26日、鳥取県庁で行われた選挙管理委員会で委員と協議を行い、了承されました。今後は、立候補の提出書類の中に、宣誓書を含めるということです。
提出しない場合に罰則はありませんが、選挙長が理由を尋ね、立候補を受理するか判断するといいます。対象となる選挙は、鳥取県が管轄する知事選挙、鳥取県議会選挙、衆議院小選挙区です。
鳥取県選挙管理委員会 松﨑亮太 事務局長
「鳥取県としては民主主義の発展であったり、何かすこしでもできることは先陣を切ってやっていこうと思っております」
参院選については、合区のため、島根県にも鳥取県の取り組みを伝えていくといいます。