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新田原基地F‐35B垂直着陸訓練 新富町の小嶋町長「計画変更は到底受け入れられない」

2025年3月11日 19:14
新田原基地に配備される予定の最新鋭ステルス戦闘機F-35Bの垂直着陸訓練について、新富町の小嶋町長は町議会の一般質問で「訓練計画の変更は到底受け入れられない」と述べました。

防衛省は、航空自衛隊新田原基地に配備を予定している最新鋭のステルス戦闘機Fー35Bについて当初の計画を変更し、垂直着陸訓練や夜間訓練を実施する方針を示しています。

これに対し新富町の小嶋崇嗣町長は、騒音など住民の負担が大きいとして3月5日に計画の見直しなどを防衛省に要請しました。
11日の一般質問では、計画変更に伴う垂直着陸訓練の騒音などの問題が取り上げられました。

(新富町 小嶋崇嗣町長)
「地元住民の安心、安全な暮らしにかかわる重大な事項であり、原案は到底受け入れることはできないと考えている。4月3日の区長会を皮切りにまずは区長会で説明してもらい、そのあとに住民説明会を開いてほしいと(防衛省に)要請したい」

また小嶋町長はFー35Bの垂直着陸の騒音について、町長や議員、住民が体感する機会を設けることも防衛省に働きかけています。
この問題では13日木曜日に九州防衛局が宮崎県庁を訪れ、訓練計画の変更などについて説明することになっています。
最終更新日:2025年3月11日 21:09
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