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夏休み、国会議員は地元でどんな活動を?宮崎2区・江藤拓議員(自民党)

2024年8月20日 19:30
お盆をはさんだ夏休み、国会議員は地元でどんな活動をしていたのか、今週シリーズでお伝えします。
自民党の江藤拓議員は、南米に視察に出かけ帰国後は有権者と対話、身近な存在でありたいと思う姿が見えました。

18日の夕方、江藤議員は高千穂町に…この日の国政報告会には約150人の支援者が集まりました。
(江藤拓衆議院議員)
「非常に暑い夏でありますが、自民党にとっても大変な夏になっています。」

話した内容の多くのは農業政策。江藤議員は中山間地域を守るための政治の役割、ありようを強く訴えかけていました。
(江藤拓議員)
「政権交代をして宮崎県が良くなる、中山間地域が良くなる、そして世界の中の日本が良くなるんであれば、政権交代すべきです。しかし断言します。絶対そうなりません。里山でなんとか踏ん張って頑張っている人たちをこれから政治は強力に応援しなければなりません。」

派閥政治が問題となる中で、江藤議員は自分のことを知らない人にこそ話を聞いてもらいたいと話します。
(江藤拓議員)
「自民党議員は信用できないと、政権交代だと言っている方も、宮崎には確実にたくさんいらっしゃるのは当然のことだと思いますよ。私は15年以上無派閥でずっとやってきてちゃんとやっている議員は私の他にもいっぱいいる。そういう議員の方が多いと、できれば分かってほしいなと思って夏を過ごしました。」

8月16日には西都市の子育て世代との意見交換会、17日には地域の盆踊りに顔を出しました。
地元の若者と話す中で、有権者と政治家の距離を見直したいと感じています。
(江藤拓議員)
「できる限り多くの人に会いたい。多くのことを聞きたい。話をしたい。そして自分がどうあるべきかをもう1回ちゃんと考えたい。」

外国訪問も大切な仕事です。8月3日からは南米への農場視察に…
(江藤拓議員)
「先週はブラジルとアルゼンチンに1週間ばかり。」
肉牛の農場や加工処理施設の視察、農業・畜産担当の閣僚や農業関係団体との会談など情報収集や意見交換を行いました。
(江藤拓議員)
「(印象に残ったのは)スケールの違いですね。ブラジルの牧場は面積が東京都と一緒。飼養頭数12万頭。日本の年間の和牛生産が30万頭ちょっとですから凄まじい規模ですよ。」

ブラジルまで約30時間の移動後すぐ視察へ。
今年64歳になった江藤議員にとってハードスケジュールかと思いきや…
(江藤拓議員)
「政治家は化け物ですよ。小野寺先生も武部君も私も全然平気ですもん。」

そんな江藤議員を支えているのは妻の順子さんです。息子は3人、孫もできました。決して遠い存在ではなく地元の人の話を聞いてできること、できていないことを説明する姿がありました。
(有権者)
「自民党の悪かったところも反省しながら、先を考えているところがすごいと思いました。思ったことをしっかりとおっしゃる。だから身近に感じます。」

政治家はいま有権者の政治不信と無関心に直面しています。
(江藤拓議員)
「真面目にやることだよ。逃げずに、嘘をつかずに、正直に真っすぐに。何のために政治家になったのか、自分にはどんな義務や責任があるのか、そのことを常に自分に問いながら毎日真面目にやるだけですね。」

国会議員は何のために働いているか、それは国民の話を聞くこと。その原点にかえって信頼を積み重ねる夏となっています。
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