緊急事態宣言の市川三郷 財政再建へ 当初予算を審議 山梨県
行財政の緊急事態を宣言した市川三郷町で、来年度の当初予算案を議論する町議会が5日、開会しました。町議からは防災行政無線にかかる費用などについて「今必要なことなのか」といった質問が相次ぎました。
市川三郷町によりますと、来年度の一般会計当初予算案は93億512万円で、主な新規事業として防災行政無線の機能強化のため3億6900万円の予算を計上しています。同日の議会ではこの防災行政無線に対し質問が相次ぎました。
このほか町議からは「市川大門駅の切符販売を継続すべき」「町内の図書館を1カ所だけにする計画はやめるべき」などといった意見が出ました。
議案については今後、常任委員会で審議されます。