山梨県が進める富士登山鉄道構想について、主に学生を対象にしたイベントが22日、甲府市内で開かれました。

「富士山の未来を考える」と題したイベントには県内の大学生ら約80人が参加しました。

長崎幸太郎知事が富士山登山鉄道構想について講演し、来訪者を制限できる観点から鉄道の優位性を説明しました。

学生を主な対象として登山鉄道構想について説明するのは初めてで、学生からは整備におおむね賛同する意見が目立ちました。

県は構想について技術的に実現できるかなどを調査していて、3月末までに中間報告を示す方針です。