田崎史郎さん語る 日本政治の舞台裏
政治ジャーナリストの田崎史郎さんが来県し県内の政治家を前に講演しました。
田崎さんは40年以上に渡る政治取材から見た現政権や政治の舞台裏を独自の視点で語りました。
田崎史郎さんは1973年に時事通信社に入社して以降、40年以上政治取材を重ねている政治ジャーナリストです。
7日は県内の市町村長や議員を前に田崎さんが「日本政治の舞台裏」をテーマに、総理大臣経験者のエピソードや自身の取材信条を語りました。
田崎史郎さん
「心がけていることは批判することが自分の仕事ではない、とにかく取材してこれが事実だと思ったことを伝えていく、それをもとに皆さんが判断してくれればいい、みなさんの判断材料を提供することが自分の仕事である」
講演会では40年以上の政治記者生活の中で、金丸信元自民党副総裁ら数千人の政治家と知り合ったと説明し、
中でも、亡くなった安倍晋三元総理への取材を振り返り「色々な人に相談して仲間を作るのに優れた人だった」などと話しました。
また、少数与党となる現石破政権については、野党が一枚岩ではないことや、石破総理の答弁力が高いことなどをあげ、長期政権になり得ると持論を展開しました。