受託収賄の疑いで逮捕の秋本容疑者 弁護士通じ「私は潔白」とコメント
洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、東京地検特捜部は、衆議院議員の秋本真利容疑者を受託収賄の疑いで逮捕しました。
特捜部などによりますと、秋本真利容疑者は、洋上風力発電の参入を目指す「日本風力開発」の塚脇正幸前社長から、国会で会社側に有利になる質問をするよう依頼を受け、その見返りに、2019年3月ごろからあわせておよそ6000万円の借り入れや、提供を受けた疑いがあるということです。
共同運営する馬主組合の口座などを通じ、受け取っていたとみられています。
秋本容疑者は逮捕後、弁護士を通じ、「日本風力開発の利益を図るために国会質問をしたということは断じてありません。私は潔白です」とコメントしています。