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石川県のアンテナショップ、東京駅の近くにオープン 地震で被災した生産者ら協力

2024年3月9日 15:35
石川県のアンテナショップ、東京駅の近くにオープン 地震で被災した生産者ら協力
石川県のアンテナショップが、9日、能登半島地震で被災した生産者らの協力を得て、東京駅の近くにオープンしました。

岸田首相
「(八重洲いしかわテラスが)首都圏と能登や石川県をつなぐ北陸の復興を応援する拠点となるような場所になっていただければと、心から期待をしております」

石川県 馳知事
「東京の方々と全国の皆さんに石川県の物産を消費して、被災地を応援していただきたい」

岸田首相や石川県出身の森元首相らがテープカットをしてオープンした「八重洲いしかわテラス」。

石川県の食品や地酒、工芸品などがおよそ1000点並ぶ店内は、早速大勢の人たちで賑(にぎ)わいました。

地震で大きな被害を受けた能登地方の品は、店全体の1割にとどまっていますが、県の担当者はこれからも生産者の協力を得ながら、取り扱いを増やして復旧復興を後押ししたいとしています。

また今月16日に、北陸新幹線が県内の全線で開業することから、「店を訪れた人たちが石川の味や魅力のファンになり、週末に行ってみようと思ってもらいたい」と期待を寄せています。