【専門家解説】新型コロナ「全数把握の見直し」自治体の反応分かれる 現場の医師は…
26日、東京都で新たに1万8423人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。今週は5日連続で、前の週の同じ曜日より減少しています。ただ、今月20日には、東京都の入院患者数が過去最多の4459人となるなど、医療機関の負担が増しています。
こうした中、政府は医療機関の負担を軽くするため、感染者の「全数把握の見直し」を発表しました。判断は自治体に任せる形で、これに対し、東京都の小池知事は「患者の健康状態の把握など重要な機能がある」として、当面、従来通り「全数把握を続ける」としました。
一方、神奈川県の黒岩知事は、「負担を改善できる」などと歓迎しています。また、埼玉県の大野知事は「自治体任せではなく、国の責任で全国統一で行う方がよい」としていて、反応が分かれています。
関係者によると、政府は、ゆくゆくは全国一律で「感染者数の報告」だけの形にしていきたいと考えているということですが、現場の医師として、どのように受け止めているかなど、感染症が専門のグローバルヘルスケアクリニック院長・水野泰孝先生に詳しく聞きました。
※詳しくは動画をご覧ください。(8月26日放送『news every.』より)