消費者庁“ステマ対策”初の検討会 年内めどに“とりまとめ”へ
デジタル広告の増加にともない問題点が指摘されている「ステルスマーケティング」の対策などの検討会が初めて行われました。
河野消費者担当大臣
「広告であるということが明示されていない、俗にステルスマーケティングと言われているものが存在をしております。わかりやすく、適正な広告、これを今後とも維持していく、実現していくということが非常に重要だと思っております」
「ステルスマーケティング」とは、一見広告と判断できない形で商品の宣伝などを行うことで、特にSNS上で問題となっています。インターネット広告の市場規模は急速に拡大していて、消費者の消費行動などにも影響を及ぼしている可能性も指摘されており、これを受け、消費者庁はステルスマーケティングの対策などの検討会を開催しました。
初回の16日は、実態の分析や消費者への影響などが議論され、年内をめどに一定のとりまとめを行うことが確認されました。