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3回目接種後 感染防ぐ抗体価が約50倍に

2022年1月21日 19:03
3回目接種後 感染防ぐ抗体価が約50倍に

新型コロナワクチンの3回目接種の前後で、ウイルスの感染を防ぐとされる抗体価がおよそ50倍であることが厚生労働省の研究班の調査で分かりました。

厚労省の部会では、ファイザー製の新型コロナワクチンの3回目接種後の副反応について、調査の中間報告がされました。

およそ2000人で副反応を調べたところ、接種から1週間までに37.5度以上の発熱がみられた人は39.4%で、このうち38度以上は21.0%でした。

副反応の状況は、2回目接種後とほぼ同じだったものの、リンパ節の痛みなどは2回目接種後より高かったということです。

また、3回目接種からおよそ1か月後の252人に対し、ウイルスの感染を防ぐ抗体価を測定したところ、接種前の49.6倍に上がったということです。