“3回目接種”後…リンパ節の腫れなど多く
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種後の健康調査の結果、2回目までの接種と比べ、リンパ節の腫れなどが多かったことがわかりました。
国の研究班は、今月1日からファイザー製のワクチンの3回目の接種をした、医療従事者の接種後の健康調査の中間報告を公表しました。
中間報告によりますと、2回目までの接種の記録がある1000人あまりの結果と比較すると、3回目接種後1週間の発熱や打った場所の痛みなど副反応の状況は、2回目接種後とほぼ同じだったということです。
ただし、脇の下の痛みや腫れなどの「リンパ節症」は、2回目接種後には、1パーセント以下だったのに対し、3回目接種後は、およそ1.3パーセントとやや高くなっています。
これまでの臨床試験の結果などからは、最初の接種よりもリンパ節症は多かったということですが、時間とともに症状は軽減したということです。