両陛下、鹿児島で“さつまいも会社”視察 若い社員らと懇談…収穫期の夏の暑さに「体に気をつけて」
国民体育大会出席のため、7日から鹿児島県を訪問中の天皇皇后両陛下は、さつまいもを栽培する会社で若手社員らと懇談されました。
天皇皇后両陛下は8日午後2時半過ぎ、鹿屋市にあるさつまいもの栽培や加工、輸出を行う会社を視察されました。
この会社では20代の社員が主力となるなど若手の登用が進んでいて、両陛下は会社の説明を受けたあと、若い社員らと懇談されました。両陛下は、若い社員が集まる秘訣(ひけつ)を尋ねたほか、収穫期の夏の暑さについても触れ、「体に気をつけて」などとねぎらわれました。
今回の鹿児島県訪問はコロナ禍で延期されていた国民体育大会に出席するためで、両陛下は「8年ぶりに2人そろって鹿児島を訪れることができ、うれしく思います」と感想を述べられていました。
両陛下は8日夜、帰京されます。