富山湾に秋の訪れ ベニズワイガニ漁解禁、初競り 競り値価格は例年の約2倍に
富山湾に秋の訪れを告げるベニズワイガニの漁が解禁され、射水市の新湊漁港で初競りが行われました。
新湊漁港には、沖合およそ20キロ、水深およそ800メートルの富山湾でとれた、色鮮やかなベニズワイガニが並びました。
新湊漁業協同組合によりますと、今年の初日の水揚げは例年より3割少ないおよそ2100匹だったということです。
一方で、競り値の平均価格は、大きさや形がよかったことから例年の2倍ほどになりました。
新湊漁業組合長・塩谷俊之さん「かなり大きいものがとれていて、身のつまりも良好な状態ですね」
富山湾のベニズワイガニ漁は冬にかけてピークを迎え、来年5月中旬まで行われるということです。