新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念される中、東京都内の新型コロナの感染者が15日、およそ2か月ぶりに1万人を超えたことについて、小池知事は、発熱患者が「最大9万人なども想定しながら体制を整えている」と明かし、先手の対策を強調しました。

東京都内の新型コロナの新たな感染者は、1万1196人で、9月14日以来、およそ2か月ぶりに1万人を超えました。

小池知事は、「第7波のピークが4万人の時期もあった。先手先手でこれまでの知見を生かして準備を重ねてきた」と述べ、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念される中、いずれかに感染した発熱患者が「最大9万人ということなども想定しながら対策を整えている」と明かしました。

具体的には、発熱外来やオンライン診療の拡充などを行っているとしています。

その上で、改めて、基本的な感染対策とワクチン接種を呼びかけました。