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看護師試験、外国人対応で漢字にふりがな

2010年8月24日 22:49
看護師試験、外国人対応で漢字にふりがな

 看護師の国家試験で使われている難しい表現の見直しを検討している厚労省は24日、表現を置き換えたり、難しい漢字にはふりがなを振ったりするなどの対応策をまとめた。

 経済連携協定(=EPA)に基づきインドネシアなどから来日している外国人看護師候補者は、3年以内に日本の看護師資格を取る必要があるが、試験に使われている難しい表現や漢字がハードルとなっている。

 この問題について、厚労省の検討会は24日、難しい漢字にふりがなを振ることや病名に英語を併記するなどの対応策をまとめた。また、「体重増加を来しやすい」という表現を「体重が増加しやすい」とするなど、現場に支障が出ない程度に簡単な表現に置き換えることもできるとしている。