原因不明の子どもの急性肝炎疑い 新たに12人報告 累計は24人に
原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがある事例について、厚生労働省は新たに12人の報告があったと発表し、累計は24人となりました。
厚労省によりますと、新たに、原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがある事例として、12人の報告があり、累計で24人になったということです。
これまでに報告があった24人はいずれも肝移植はしておらず、新型コロナウイルスは2人が陽性、アデノウイルスは1型に加えて新たに2型が確認され、あわせて2人が陽性です。
原因不明の子どもの急性肝炎をめぐっては、ECDC(=ヨーロッパ疾病予防管理センター)の報告では今月19日時点で、31か国の621人で確認され、14人が死亡していますが、国立感染症研究所は、日本で確認された症例が同様のものかは、「現時点ではわからない」としています。