“ジャニーズ”から「SMILE-UP.」へ…補償終わり次第“廃業” 1か月以内に東山社長・井ノ原副社長で新エージェント会社設立
ジャニーズ事務所の東山紀之社長は、事務所を解体して社名を「SMILE-UP.」に変更し、タレント個人やグループと契約を結ぶエージェント会社を新たに設立すると発表しました。会見場から中継。
会見は、準備された席を埋め尽くすほどの記者があつまり、質問が殺到しました。
東山紀之社長
「自分たちで事務所を解体し、被害に遭われた方に真摯に向き合いながら最後まで補償を行い、新しい会社でファンの方々と一緒に新しい未来を切り開いていく」
東山社長は会見で、社名を今月17日付で「SMILE-UP.」に変更し、「関ジャニ∞」なども含め、「ジャニーズ」の名前は完全になくなると発表しました。
業務内容は被害者への補償だけにするとし、法を超えた救済を実現するため、藤島ジュリー景子前社長は100%株主としてとどまり、補償が終わり次第、廃業するということです。
また、新たにエージェント会社を1か月以内に設立し、希望するタレント個人やグループと契約していくということで、社長には東山氏、副社長には井ノ原快彦氏が就任するということです。新会社の社名はファンからの公募で決め、詳細はファンクラブを通じて伝えていくとしています。
また、事務所が設置した被害者救済窓口に被害を申し出て補償を求めた人は9月30日の時点で 325人にのぼるということで、聞き取り調査などのうえ、補償は11月から開始するということです。