×

園田監督 暴力行為を認め、辞意表明

2013年2月1日 10:03
園田監督 暴力行為を認め、辞意表明

 柔道女子日本代表・園田隆二監督が暴力行為などで選手から告発された問題で、先月31日午後、園田監督が記者会見を開き、暴力行為を認めた上で辞意を表明した。

 園田監督「このたびは私の行動・言動により、選手をはじめ、皆様方に大変なご迷惑をおかけしていることを、大変深く反省しております。誠に申し訳ありませんでした。(全日本柔道)連盟の方には進退伺を出させていただきたいと思っております。今回、JOC(=日本オリンピック委員会)、全柔連が説明なさっている件について、事実経緯はほぼ間違いありません」

 園田監督は会見で、暴力行為に関して事実関係を認めた上で、代表監督を辞任する考えを示した。また、暴力行為そのものについては暴力という認識ではなかったものの、指導として手を上げたと説明した。

 JOCは緊急調査対策プロジェクトを立ち上げ、告発を行った15人の選手に対して聞き取り調査を行うとともに、柔道以外の競技者の悩み相談なども受け付ける窓口を設置することを決めた。