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三陸復興国立公園誕生で記念式典 八戸市

2013年5月25日 20:02
三陸復興国立公園誕生で記念式典 八戸市

 青森県八戸市の種差海岸などが三陸復興国立公園となり、八戸市で25日、記念式典が行われ、公園の誕生を祝った。

 式典には350人が出席し、石原環境相が「震災の教訓を学びながら公園内をゆっくりと歩いてもらいたい」と挨拶した。続いて、地元で自然保護活動を行ってきた個人・団体を紹介し、これまでの労をねぎらった。また、地元の小学生たちが合唱を披露し、青森県内では77年ぶりの国立公園誕生を祝った。

 石原環境相「公園を歩いて触れ合って発信して地域の町おこしにつながっていく」「もっと広い意味での広がりを持っていく。そういうことを環境省でサポートしていきたい」

 式典に先立ち、八戸市の種差海岸と階上町の階上岳では、公園標識の除幕式が行われ、関係者が震災復興への後押しに期待を寄せていた。