×

建築家らが国立競技場の改修案を発表

2014年5月12日 23:27

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建て直しをめぐって、建築家らが現在の競技場を改修する案を発表した。

 会見を行ったのは、建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」の受賞者で建築家の伊東豊雄さんら4人。伊東さんは、現在の新国立競技場案は様々な問題を抱えているとの見方を明らかにした上で、競技場を取り壊して建て替えるのでなく、改修して使用する案を示した。メーンスタンドの席を増設することなどで8万人を収容することができ、建設費も大幅に削減できるとしている。

 2019年3月末に完成予定の新国立競技場をめぐっては、これまでにも別の建築家らから規模の縮小などを求める声が上がっている。