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STAP細胞を否定する結果~共同研究者

2014年6月16日 15:30
STAP細胞を否定する結果~共同研究者

 STAP細胞をめぐる問題で、論文の共同研究者である山梨大学・若山照彦教授が、16日午後に会見を行った。

 会見の冒頭、若山教授は深々と頭を下げ、謝罪した。若山教授は、小保方晴子氏から預かっていたSTAP細胞由来とされる幹細胞などについて、第三者機関に解析を依頼していた。その結果、STAP細胞由来とされた細胞は、遺伝子の特徴が若山教授が提供したマウス由来のものではないことがわかったという。

 「STAP細胞があるという証拠が、これまでの解析結果が全て、STAP細胞の存在を否定するような結果がずっと出ています」-若山教授は今回、STAP細胞の存在を否定する結果が出たとしながら、「STAPが絶対ないとは言い切れない」と述べ、小保方氏に再現をしてほしいと話している。