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冷やしキュウリで食中毒か 1000本販売

2014年8月3日 21:41
冷やしキュウリで食中毒か 1000本販売

 先月26日に静岡市で行われた花火大会で、O157とみられる集団食中毒が発生した問題で、原因とみられる「冷やしキュウリ」が1000本近く販売されていたことが分かった。

 静岡市保健所によると、食中毒症状を訴えている人は、3日正午までに55人となり、うち12人が入院し、他にも18人が入院しているとの情報もあり確認を急いでいる。

 いずれの患者も先月26日の静岡市で開催された安倍川花火大会の露店で販売されていた「冷やしキュウリ」を食べており、4人の検体から腸管出血性大腸菌O157が検出されている。

 原因とみられる「冷やしキュウリ」は、静岡市内の露天商の男性が会場の安倍川橋近くの2つの露店で販売していた。

 静岡市保健所・鈴木忍課長「大体1000本くらいは売られた可能性はあると思います。もう少し患者数としては増えてくると思います」

 保健所では、このキュウリを食べて体調を崩している人は、病院で受診するよう呼びかけている。