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出入国管理に「顔認証」 実証実験始まる

2014年8月4日 16:10
出入国管理に「顔認証」 実証実験始まる

 法務省は、入国審査などの際、顔を機械で識別して本人確認を行う「顔認証」の実証実験を始めた。

 「顔認証」は、パスポートの顔と、その場で撮影した顔のデータを照合し、本人かどうかを確認するもの。

 「顔認証」の実験は、2012年にも行われたが、精度が低かったため、いったん導入は見送られ、今回、技術の改良が進んだことから、再び実用化に向けた実証実験を始めた。

 日本を訪れる外国人は、今後さらに増えると予想されており、出入国審査の効率化のため、法務省は、東京オリンピックが行われる2020年までに導入したいとしている。

 実証実験は9月5日までで、IC付きパスポートを持っている日本人が参加することができる。