沖縄県の仲井真知事は、今年１１月の沖縄知事選挙への出馬を正式に表明した。

　仲井真知事は７日に開いた記者会見で、「普天間基地を５年以内に運用停止にするため、もう１期務めたい」と決意を語った。沖縄知事選は、普天間基地の名護市辺野古への移設問題が最大の争点となる見通し。県内の野党や経済界の一部などは「辺野古移設反対」の立場で、那覇市長の翁長雄志氏を擁立する方針で、翁長氏も出馬の意向を固めている。

　また、元郵政民営化担当相の下地幹郎氏も、出馬する意向を表明している。