「ななつ星」がブルネル賞受賞へ JR九州

間もなく運行開始から1年になるJR九州の豪華観光列車「ななつ星」が、鉄道デザインの国際的な賞である「ブルネル賞」を受けることが決まった。
ブルネル賞の受賞が決まったのは、JR九州の豪華観光列車「ななつ星 in 九州」。去年10月15日に運行を始めた「ななつ星」は、ロイヤルワインレッドの車体の他、有田焼を使った豪華な調度品などが受賞理由になったとみられている。
ブルネル賞は、鉄道分野で車両や駅舎などのデザインを高めようと1985年に創設されたもので、2年から3年おきに受賞作が発表される。JR九州では、2011年に九州新幹線の新車両「N700系」で受賞して以来7回目の受賞。
「ななつ星」は、来年の春から1泊2日のコースで、これまで通過していた観光地として人気の有田駅に停車することになった。
ブルネル賞の授賞式は来月にオランダのアムステルダムで開かれる。