東京五輪開会式から50年…聖火台取り外し
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1964年の東京オリンピックの開会式から50年となる10日、新しい国立競技場建設のため、聖火台が取り外された。
50年前の10月10日、東京オリンピックの開会式で聖火をともし、大会の象徴となった国立競技場の聖火台。10日午前、作業員らの手で、バックスタンド中央の最上段からゆっくりとクレーンでつり上げられた。聖火台は鉄製で、直径と高さが2.1メートル、重さは2.6トンで、2019年3月に予定されている新国立競技場の完成まで、東日本大震災からの復興の象徴として、宮城県石巻市に貸し出されることが決まっている。
一方、国立競技場の解体は、入札の不調などで当初、予定だった7月から開始が大幅に遅れていて、12月中旬になる見通し。