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沖縄知事選告示 立候補4氏が第一声

2014年10月30日 12:03
沖縄知事選告示 立候補4氏が第一声

 アメリカ軍普天間基地の移設問題などが争点となる沖縄県知事選挙が30日に告示され、4人が立候補した。

 立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で、新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、新人で元参議院議員の喜納昌吉氏(66)、新人で沖縄県那覇市の前市長の翁長雄志氏(64)、現職で自民党が推薦する仲井真弘多氏(75)の4人。

 今回の沖縄県知事選は、今年12月に仲井真知事の任期が満了になるのに伴い、行われるもの。選挙の争点の一つは沖縄県宜野湾市にあるアメリカ軍普天間基地の問題で、名護市辺野古沖の海上に移設させるか、各候補は様々な主張をしている。

 下地氏「みなさんが主役になりましょう。この辺野古の問題を、賛成か反対か(県民投票で)入れてもらって、県民の判断を決めて安倍さんに従ってもらおうじゃないですか」

 喜納氏「今回の知事選、沖縄県民が願う辺野古取り消し。いかなる方法をとっても撤回するという思いです。よろしくお願いします」

 翁長氏「普天間基地は国外・県外移設、そして県内移設反対。新辺野古建設は、ありとあらゆる手段を尽くして必ずつくらせない」

 仲井真氏「一日も早い普天間の危険性を除去する。そして最終的にはですね、小さくして安全性が格段に良い所へ移す。これは辺野古地域の人々には、ご負担をおかけします」

 選挙戦では経済や福祉政策についても論戦が繰り広げられる見通し。沖縄県知事選は一部の地域を除き、来月16日に投票が行われ、即日開票される。

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