サンゴ密漁 中国船100隻超が再び海域へ
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中国漁船によるサンゴ密漁問題で、台風を避けて遠ざかっていた漁船が小笠原諸島周辺の海域に戻り始め、これまでに100隻を超える漁船が戻っていることが確認された。
これは、太田国土交通相が閣議後の記者会見で明らかにしたもの。中国船籍とみられる漁船は台風20号による影響で遠ざかっていたが、6日夜から小笠原諸島周辺に戻り始め、7日午前8時半現在、100隻以上の船が戻っているのが確認された。
また、6日までは避難していなかった中国漁船12隻については人道的観点で領海内にとどまることを認めていたが、海上保安庁は、領海から出るよう指導している。台風が接近する前、小笠原諸島周辺などでは200隻を超える漁船が確認されていた。
海上保安庁では、漁船はさらに増えるとみて警戒している。