運動する習慣、70代で最多~厚労省調査
食事や運動に関して、高齢者は前向きなのに対し、20代や30代では課題があることが厚生労働省の調査でわかった。
国民健康・栄養調査は、去年11月、約3500世帯を対象に行われた。調査した日に「朝食なし」または「お菓子や栄養ドリンクなどで済ませた人」は、70歳以上では男女とも約4%だったが、20代男性では30%、女性では25.4%に上った。
一方、運動する習慣があると答えた人を年齢別でみると、男女とも70代が最も多く、男性は49.4%、女性は37.2%なのに対し、30代は男性が13.1%、女性が12.9%だった。
厚労省は「年齢が上がると健康診断を受けたり、周りに病気の人が増えたりして、健康に気を使うとみられる。若いうちから健康に関心を持ってほしい」と話している。