有効求人倍率 2か月連続で上昇
厚生労働省から先月の有効求人倍率が発表され、2か月連続で上昇していることが分かった。
厚生労働省によると、先月の仕事を求めている人1人に対し、企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、前の月より0.02ポイント上昇し、1.12倍だった。2か月連続で上昇し、13か月連続で1倍台。厚生労働省は、「着実に改善が進んでいる」と分析している。
一方、総務省が発表した11月の完全失業率は前の月と変わらず3.5%だった。しかし、非正規社員の数が2000万人を超えた。これは比較できるデータのある1984年以降、初めてのことで、全体に占める割合としても38.0%と過去2番目の高さとなっている。