厚労省 異物混入受け地方自治体に通知
食品への異物混入問題が相次いでいることを受け、厚生労働省は地方自治体に対し、食品を扱う事業者の監視指導を徹底するよう通知した。
厚生労働省は9日、地方自治体に対し食品を扱う事業者が異物の混入を防止するための取り組みを徹底し、食品の安全性を確保するよう監視指導の徹底を求める通知を出した。
通知では、食品を扱う事業者が、設備や施設を常に適正に使用できるよう整備することや食品の製造や加工を衛生的に行い、汚染や異物混入を防止する措置を講じるよう指導することを地方自治体に求めている。
また、消費者などからの苦情があって、健康被害につながるおそれが否定できないものは、原因を究明し、被害拡大を防ぐために、保健所へ速やかに報告するよう指導を徹底することも盛り込まれている。