インフルエンザ患者数 前週比1万人増
全国のインフルエンザの患者数は、今月4日までの1週間で約139万人に上り前の週より1万人増えた。
国立感染症研究所によると、去年12月28日から今月4日までに、インフルエンザで病院を受診した人の数は、1医療機関あたり21.46人で前の週の26.63人より減った。これは、年末年始で、多くの医療機関が診察を休んだためとみられる。一方、受診した人の数から推計した全国の患者数は約139万人で、前の週より1万人増えていて、都道府県別では、沖縄、福岡、滋賀、岐阜、秋田などで多くなっている。
厚生労働省は、新学期が始まり、今後、子どもを中心にさらに感染が拡大する恐れがあるとして、手洗いなどの徹底を呼びかけている。