冬の風物詩「鹿寄せ」行われる 奈良公園
ホルンで鹿を呼び寄せてエサを与える古都・奈良の冬の風物詩「鹿寄せ」が1日、奈良公園で始まった。
1日午前10時、奈良公園の飛火野にホルンの音色が響きわたると、鹿たちが一斉に駆け寄り、鹿愛護会のメンバーが用意したドングリを食べ始める。この「鹿寄せ」は、寒くなり鹿たちのエサが少なくなるこの時期に毎年行われる恒例行事で、明治時代から続けられている。
訪れた人たちは鹿せんべいを与えたり、頭をなでたり、鹿とのふれあいを楽しんでいた。
「鹿寄せ」は来月15日まで行われる。