×

給与4年ぶり増も…物価上昇で実質賃金減る

2015年2月4日 15:56

 サラリーマンなどの去年の給与が4年ぶりに増えた。厚生労働省の調査によると、去年1年間の給料やボーナスなどの総額の給与は、月平均31万6694円で、前年比0.8%増加した。パートタイム以外の労働者の平均給与は月40万9860円で、前年比1.3%増え、パート労働者の平均給与も月9万6979円と前年比0.4%増えた。

 しかし、物価の上昇分を加味した実質賃金については、物価の上昇に給与の上昇が追いつかず、前の年より2.5%のマイナスとなった。