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警視庁、特殊詐欺防止でバス会社と協力

2015年3月24日 2:54
警視庁、特殊詐欺防止でバス会社と協力

 都内で年間80億円にも上る振り込め詐欺などの被害を減らそうと、東京都内の観光バス会社と警視庁が共同で、利用客の防犯意識を高めるための新たな取り組みをはじめた。

 警視庁と都内の観光バス会社6社は23日、バスの車内で特殊詐欺の最新の手口や対策を紹介するVTRを流すなど、利用客の防犯意識を高める取り組みを共同で行う協定を結んだ。VTRでは、お笑いタレントのコロッケさんが、ものまねを交えながら手口などを解説し、被害にあわないよう呼びかけている。

 都内で起きた振り込め詐欺などの特殊詐欺による被害は、去年1年間で2311件、約80億円に上っていて、被害者の多くは65歳以上の高齢者だという。

 警視庁は、高齢者らが多く利用する観光バスで注意を促すことで、被害を減らしたいとしている。

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