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御嶽山の噴火教訓 警戒レベル文言を見直し

2015年3月26日 18:15
御嶽山の噴火教訓 警戒レベル文言を見直し

 火山の噴火警戒レベルの表現を一部変更することが決まった。

 中央防災会議の検討会は、御嶽山の噴火を教訓に今後の火山防災対策をとりまとめ、26日、報告書を山谷防災担当相に手渡した。この中で、これまで噴火警戒レベル1は「平常」という表現だったが、「平常」では火山活動が静穏と誤解を与えるとして、今後、噴火警戒レベル1の表現を「活火山であることに留意」に変更するとしている。御嶽山は噴火直前まで「噴火警戒レベル1・平常」という表現で注意喚起されていた。

 今後は、内閣府に火山防災対策推進検討会議を設置して、学校での防災教育の実施や登山者を想定した防災訓練、避難計画づくりを支援していく方針。