2集落で36世帯が一時“孤立”鹿児島
先月30日から1日朝にかけて記録的な大雨に見舞われた鹿児島県肝付町では、土砂崩れが相次ぎ、2つの集落、36世帯が一時、孤立状態となったが、孤立は解消された。
鹿児島県肝付町内之浦では、降り始めからの雨量が555.5ミリに達するなど記録的な大雨となった。町内では、土砂崩れが10か所で発生し、今も一部の道路が通行止めとなっている。このため内之浦地区の2つの集落で36世帯・63人が一時孤立状態となった。1日朝から道路に流れ出た土砂や倒木の撤去作業が行われている。また、倉庫1棟が倒壊したほか、住宅など20棟が床下浸水した。
内之浦地区の全世帯に出されていた避難勧告は1日朝、解除されたが、気象台では引き続き土砂災害への警戒を呼びかけている。