JR長崎線 特急が反対側の線路に誤進入
22日正午すぎ、佐賀県白石町のJR長崎線の駅で、列車が誤って反対側の線路に進入するトラブルがあった。JR九州が原因を調べている。
22日正午すぎ、佐賀県白石町のJR長崎線「肥前竜王駅」で、博多発・長崎行きの下りの特急「かもめ19号」が誤って上りの線路に進入した。上りの線路には博多に向かう別の特急が止まっていたが、運転士が異常に気づいて手動でブレーキをかけたため、列車の93メートル手前で停車した。ケガ人はいなかった。
JR九州によると、「かもめ19号」は駅の手前で異常な音を感知したため一旦停止し、点検を終えて動き始めたところだったため、スピードは出ていなかったという。JR九州がトラブルの原因を調べている。