年金情報流出 不審電話43件「注意を」
日本年金機構の個人情報125万件が流出した問題で、年金に関連した不審な電話が全国で43件相次いでいることがわかった。
警察庁によると、不審な電話は情報流出が明らかになった今月1日から3日夕方までに全国で43件相次いでいて、その中には日本年金機構の職員を装って情報が流出したので家族構成や預金残高を確認したいというような内容の電話もあったという。
日本年金機構は「職員が電話することはなく、手紙で通知するので注意してほしい」と呼びかけている。
また、警察庁は今後、「流出した情報を削除するには削除料が必要だ」などと要求してくるような詐欺の手口も有り得るので注意してほしいとしている。