「宗教2世」ら、問題根絶目指し団体を設立
いわゆる統一教会などの信者を親に持つ「宗教2世」らが、「2世問題」を根絶することを目指し活動する団体を設立しました。
宗教2世問題ネットワーク副代表・山本サエコさん(仮名)「今般の法案の成立過程で痛感したのは、被害者の声を個人で国に届けることの難しさです」
団体を設立したのは“統一教会”などの信者を親に持つ「宗教2世」の当事者ら主に20代から30代の11人で、これまで個別に野党のヒアリングなどに応じてきた宗教2世らが、今後も国や社会への訴えを継続する上での基盤としたいとしています。
国会で審議中のいわゆる統一教会の被害者を救済する法案については、被害実態と乖離(かいり)しているとして、団体は6日、修正などを求める要望書を提出していて、さらなる被害実態の調査と成立後の法律見直しのめどを施行後3年から1年に短縮することなどを求めています。