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“統一教会”会見 「月収の10分の3超える献金」に受領証と発言も…元信者「金額の大きさ理解できていない」

2022年10月4日 21:55
“統一教会”会見 「月収の10分の3超える献金」に受領証と発言も…元信者「金額の大きさ理解できていない」

「世界平和統一家庭連合」いわゆる“統一教会”が4日会見を行い、多額の献金問題などについて、「月収の10分の3を超える献金は受領証を発行し、返金を希望する際に活用する」と発言しました。これに対し、元信者は「金額の大きさを理解できていない」と苦言を呈しました。

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4日午後2時すぎ、いわゆる“統一教会”が5度目の会見を行いました。今回は、信者やその家族などへの謝罪で始まりました。

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「国の相談窓口に相談せざるを得なかったということは、本当に申し訳なく思っております。心からおわび申し上げます」

教会改革推進本部の勅使河原本部長は、今回の会見でもフリップを用意して持論を展開しました。そして会見で触れたのは、安倍元首相の銃撃事件をきっかけに浮上した“過度な献金”の問題です。

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「2009年以降は、霊感商法というよりは献金…いわゆる高額な献金を含む献金が問題となって、こうして相談される方がいらっしゃると」

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先月22日の会見では、過度な献金は配慮が必要としつつも、明確な基準に言及しませんでした。

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「過度な献金とならないよう、十分、配慮しなければならない」

――「過度だ」との判断はどういう基準で、誰がやる?

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「各教会ですね」

――教会の誰がやる?

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「教会長、ないしはスタッフということになりますか」

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4日の会見では、月収の10分の3を超える献金は受領証を発行し、返金を希望する際に活用すると発言しました。

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「月収の10分の3――これはあくまでも自己申告でありますが、もし将来、『返金してほしい』とか、そういう問題になったときに確認できるような、受領証の発行を必ず行うようにしていくことを考えております」

さらに――

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「(月収の)10分の3以上を献金した記録に関しては、これは内部監査の対象として、教会改革推進本部で定期的に記録類を検査します」

この案について、記者からは「現時点でも外部の識者を招くことは決まっていないのか?」との質問が出ました。

世界平和統一家庭連合 教会改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「まあ、検討中ということはその通りなんですけど…」

先月の会見で「検討する」としていた、第三者によるチェック体制は、「引き続き検討中だ」としました。

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会見を聞いた元信者が4日午後3時半ごろ、取材に応じました。

2世信者の元信者(20代)
「『10分の3』という数字が何度も出てきたんですが、とんでもなく多い金額だということを(教団は)理解できていません。マインドコントロールにかかっている信者がその自己申告をできるのか、すごく疑問に思います。自分の親も『献金を高額でしていたつもりもない』と今も言っています」

教団は、変わっていくのでしょうか。