住民投票で反対多数、運動公園計画を撤回
住民投票で反対が賛成を大きく上回った茨城県つくば市の総合運動公園の建設計画について、市長は2日の市議会で計画の白紙撤回を表明した。
つくば市・市原健一市長「つくば市総合運動公園基本計画を白紙撤回することとし、現基本計画及び基本設計による新たな事業の執行は行わないことといたしました」
つくば市は、総工費305億円をかけた総合体育館や陸上競技場などからなる総合運動公園の建設を計画していたが、先月行われた住民投票で反対票が賛成票を大きく上回っていた。総合体育館については4年後の茨城国体で体操などの会場に内定していたが、市長は、これも辞退する方針。
つくば市はすでに66億円をかけて土地を取得しているが、その活用については今後、検討するという。