麻薬取締官 個人情報記載の資料など紛失
厚生労働省は、麻薬取締官の男性職員が個人情報が記載された資料などを紛失したと発表した。
厚生労働省によると、18日、関東信越厚生局麻薬取締部の男性職員が、都内の地下鉄の電車で、帰宅中、網棚の上に個人情報が記載された資料やノートパソコン、USBメモリー、本人のパスポートなどが入ったカバンを置き忘れ、紛失したという。
紛失した資料とUSBメモリーには、薬物事件に関わっていると見られる人物の関係者1人の名前と生年月日が入っていたという。
紛失したUSBメモリーにロック機能はなく、個人情報を入れたファイルもパスワードで保護をしていなかったという。
資料やUSBメモリーはまだ見つかっていないが、現時点で個人情報が悪用された形跡はないという。
厚生労働省は、「個人情報の管理を徹底しているなかでこのような事態が発生したことは誠に遺憾であり、このようなことが再発しないよう万全を期してまいりたい」とコメントしている。