記録的な豪雨により鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市は、仮設堤防の工事が完了したことなどを受け、一部の地域に出されていた避難指示と避難勧告を、２５日午後２時半にすべて解除した。

　今月１０日に鬼怒川の堤防が決壊した常総市では、これまで約１万２０００世帯、３万４０００人に避難指示と避難勧告が出されていた。

　鬼怒川では、２５日朝までに仮設堤防の設置などの復旧工事が完了したため、常総市の災害対策本部が協議した結果、２５日午後２時半にすべての避難指示と勧告を解除した。