走行中異音…全日空機、急きょ離陸取りやめ
2日、大阪の伊丹空港を離陸しようとしていた全日空の機体が、エンジントラブルで急きょ、離陸を取りやめた。乗客にケガはなかった。
トラブルがあったのは、新千歳行きの全日空773便。2日午前11時40分ごろ、離陸しようと、時速130キロで滑走路を走行していたところ、エンジンから異常な音が出ているのにパイロットが気づき、急きょ、離陸を取りやめた。乗客・乗員155人にケガはなかった。
滑走路には、多数の金属片が落ちていて、機体右側のエンジン近くの部品が破損していたという。全日空はトラブルの原因を調べている。
この影響で、伊丹空港では、2本ある滑走路のうち1本が、約2時間半にわたって閉鎖された。