今年のノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった北里大学の大村智特別栄誉教授の地元・山梨県韮崎市でも、喜びの声が広がっている。

　韮崎市役所の玄関口に大村教授の受賞を祝う横断幕が掲げられたほか、６日午前９時には内藤久夫市長が防災行政無線を使って市民に向けて受賞を報告した。

　また、受賞を祝い、大村教授が館長を務める韮崎大村美術館は、無料開放されることになった。美術館には大勢の人が詰め掛け、午前１０時のオープンから３０分あまりで普段の平日１日の倍以上の来場者を記録した。美術館は本来、休館日の７日も開館するほか、無料開放は今月１３日まで行われる。